- 【株式会社ヤマヨ水産】
昭和初期より浅海養殖業を営む。
(昭和5年に初代・由三郎が同地区の2人とハセ建垂下式で養殖したことが大島での牡蠣養殖のはじまり ※大島漁業組合百年史より)顔の見えるお付き合いを大切にし、牡蠣・ホタテを中心とし生産から加工・販売まで行っておりました。こだわって育て、剥きたての生牡蠣を自ら袋詰めし即日発送!お陰様で、多くのお客様からご支持いただき始めた矢先、東日本大震災で被災。養殖施設・作業工場そして家屋も全壊。
チリ地震津波・東日本大震災と2年連続被災し、被害の大きさに養殖再開を1年近く迷いましたが、多くの方々のご支援を受け2013年11月に牡蠣処理場を再建し再び牡蠣を出荷出来るまでになりました。2014年8月養殖施設の復旧完了そして自宅完成。
2021年3月24日。ヤマヨかき処理場再建に際してご尽力いただいた方が末期がんとの知らせを聞き、その方への感謝と復興の証の一つと考え、株式会社へ法人化しました。
牡蠣を通してオーナー様とご縁を頂戴すること、そしてそこから広がる可能性に喜びを感じ、楽しみながら牡蠣養殖をしております。
- ※お申込みを完了するには商品決済(お支払い)とは別に、下記リンクからお申込み情報をご入力いただく必要がございます。
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ヤマヨ水産・オーナー制度申込みフォーム- <オーナー制度を取り入れる理由>
ヤマヨ水産・オーナー制度は一時的な「寄付・支援金」ではなく、牡蠣をお届けするまでお客様(オーナー様)と生産者(ヤマヨ水産)が繋がることが出来ます。
「顔の見えるお付き合い」を大切にしている私どもがその気持ちを忘れず、オーナー様の喜ぶ顔が見られることを励みに養殖作業を頑張ってゆけるようにと考え、この制度を取り入れております。
オーナーになって頂く方々にとっては三陸の海・牡蠣生産者と繋がることでご家族様の話題の一つにでもして頂ければ幸甚です。
お届けする商品は次項目「ヤマヨ水産・オーナー制度(第13期)の内容」を御覧ください。
- <ヤマヨ水産・オーナー制度(第13期)の内容>
※1口=1万円(税込)
◎お届け内容は以下の2つからお選び頂けます。
①【むき身(加熱用)】むき身牡蠣(300g詰め×6袋)
②【むき身2回(加熱用)】むき身牡蠣500g詰め1袋+300g詰め1袋 を2回(または2か所へ)
(オーナー様には「権利証」を発行いたします。)
※お申し込みいただいた口数分をお受け取りいただいた後、継続して牡蠣のお受け取りを希望される場合は毎期更新が必要となります。第12期まで同様、牡蠣をお届けするまでに、仕事の様子や牡蠣の生育状況などの情報をメールや手紙等でお届けし、お越しいただけるオーナー様から作業体験のご希望があればお受けいたします。(天候等の事情により作業が中止となる場合があります。)
- <第13期・申込受付期間>
2025年3月1日~同年9月30日まで。
- こういうところで牡蠣を育てています
※出典元:三陸新報社 - 出荷の条件
「福島原発事故」の影響はいまのところ気仙沼湾海域の牡蠣に出ておりませんが、汚染濃度の高い海域が今後拡大することも十分に考えられます。
今後も、環境や養殖水産物への影響の有無を情報収集し、お客様へ適宜ご報告して参ります。
出荷にあたっては、
◎放射線汚染による養殖等漁業規制海域でないこと。
◎水揚後の貝類の貝毒検査等の各種検査結果で出荷制限を受けないこと。
が前提となります。
- お届けの時期
第13期分は(春季)2026年5月頃、(冬季)2026年1月~3月頃の出荷を予定しております。
※実入りの具合や各種検査結果により出荷開始時期が前後する場合があります。
※4月までにお申込みいただいた方の中で、ご希望される方先着100名様(※100口分)には、第13期分を2025年の「春牡蠣」でのお届けも承ります。>
- ※<ヤマヨ水産・オーナー制度のリスク>
未だ余震も続く中、近い将来に震災と同程度の津波発生の可能性も示唆されている上、福島原発の事態終息も見えておりません。
そのため、第13期もオーナー権利をお買い上げいただいたとしても、自然災害等の不可抗力や放射能、地球環境の「沸騰化」等の影響により出荷不可能となった場合は牡蠣をお届けできない上、お申込金もお返し致しかねます。
※ただし被災後、牡蠣養殖を継続する場合には優先的に牡蠣をお届けします。- ※<ヤマヨ水産・オーナー制度のメリット>
☆オーナー制度お申込み分は、その他の出荷・販売に優先してお取り置きします。
☆ヤマヨ水産で取り扱う商品(うにや海産物加工品)等のお得な情報が届き優先予約が出来ます。
☆作業見学・作業体験が出来ます。(※荒天時等中止の場合あり)
☆当期オーナー様は、オーナー制度分以外のご注文を優先してご予約できます。- ※<予め御了承頂きたいこと>
出荷期間中、週1回ノロウイルス定期検査を実施します。その結果が「陰性」の場合その週は「生食用」としてのお届けとなります。※『届いた商品のラベルをご確認いただき、その内容に合わせてお召し上がりください』。
- <牡蠣のお受け取りについて>
・牡蠣をお受け取り頂けるのは原則として、冬季・春季の出荷期間中です。
・今期は、冬季出荷が2026年1月から3月まで、春季出荷は5月頃の「気仙沼大島で桜の咲く頃」です。
※牡蠣の身入り具合や在庫量により多少の変動がありますので、お届けする「現状報告」やヤマヨ水産フェイスブックページでご確認ください。
◎ご希望のお受け取り日「いつでもよい」をお選びいただいたオーナー様
⇒ 弊社のタイミングで発送させていただきます。
●複数回でのお届けの場合は概ね1ヶ月程度の間隔を空けてお届けいたします。
●ご不在等でお受け取りいただけない期間がある場合は、事前にお知らせください。◎ご希望のお受け取り日「指定したい」をお選びいただいたオーナー様
⇒出荷期間をご確認の上、ご希望のお受け取り日時をご連絡ください。
- <生食用と加熱調理用の違いについて>
宮城県での「生食用」と「加熱調理用」の違いは、ノロウイルス定期検査結果によるもので、弊方からお届けする出荷手順・牡蠣の味・品質・鮮度等に違いはありません。
宮城県漁協では生牡蠣を「生食用」としての販売に拘っています。安全対策として週1回ノロウイルス定期検査を行います。気仙沼湾の場合、4ヶ所から検体を提出しその全てが「陰性」でなければ「生食用」として出荷しないというルールになっています。
たとえヤマヨ水産が提出した検体が「陰性」だったとしても、気仙沼湾内の他の場所から1ヶ所でも「陽性」反応が出た場合「生食用」として出荷できません。
検査結果が判明した月曜日から次の検査結果が判明するまでの1週間は「加熱調理用」としての出荷となります。
「生食用」をご希望されるオーナー様には安全のためのこのルールをご理解いただき、お受け取り日をご連絡いただく際にはご希望日に「生食用」としてお届けできない場合のご変更についてもご検討いただきますようお願いいたします。
- 【第13期 生産者も食卓も自然体で】
自然を相手にしていると、大枠での予測はできても絶対的な結果が先にでて、詳しい原因はわからないことさえあります。
わからないと思っても今知りうる情報を総動員して判断し前に進み、出た答えを真摯に受け止めることの繰り返し。2017年に始まった「黒潮の大蛇行」が7年7カ月を超え、観測史上最長(これまでは1975-1980の4年6カ月)となっているとのこと。その影響は3年前から特に強くなり、三陸沿岸の浅海養殖業に大打撃を与えています。
2024年度冬季出荷は、ノロウイルス定期検査結果「14週連続・陽性」(2/10時点)となり「生食用」でのご注文に全く応じられないことに加え、卵巣肥大の症状が顕著になり、殻付きでの出荷も無期限に休止する事態となりました。常に生食用牡蠣・殻付き牡蠣の需要は多く、牡蠣の浄化設備が整った工場完成後は、サービス向上の意味で「生食用」も「殻付き」も商品選択肢に入れ続けてきましたが、今後このままでは漁期中にお届けすることが叶わなくなる可能性さえ出始めています。
自然環境の中で養殖を続ける限り生産者の努力では如何ともしがたいこの課題を解決するために、オーナー制度(13期)からは「生食用」「殻付き」としてお届けする選択肢を取りやめ※「加熱調理用」「むき身」商品のみといたしました。
(※但し、生食用出荷期間は生食用としてお届けします。届いた商品のラベルをご確認の上お召し上がりください。)「生食用」でのお届けを期待されるお客様からはサービスの低下と思われるだろうとかと悩みましたが、生産者がコントロールできない部分を「売り」にしないことが自然だと割り切りました。
自然は、情け容赦も悪気もありません。
経験には超自然的なことも含まれるため信心深さは持つものの、結局は人間がやらなければならないと腹を括り、最悪の場合を想定して人智を尽くすことの繰り返しです。
「顔の見えるお付き合い」に加え「苦楽を共有する」ヤマヨ水産・オーナー制度。
今期のテーマは「生産者も食卓も自然体で」。
「ヤマヨ水産・オーナー制度(第13期)」もどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社ヤマヨ水産
代表取締役 小松武- ※お申込みを完了するには商品決済(お支払い)とは別に、下記リンクからお申込み情報をご入力いただく必要がございます。
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ヤマヨ水産・オーナー制度(第13期)
10,000円(税込)